いま、世に問うべき大問題作が放たれる
実際の障害者殺傷事件を題材に、2017年に発表された辺見庸の小説「月」。
本作は、『新聞記者』『空白』を手掛けてきたスターサンズの故・河村光庸プロデューサーが最も挑戦したかった原作だった。
★実際の障害者殺傷事件を題材にした辺見庸の小説「月」を、石井裕也が映画化!
本作は、故・河村光庸プロデューサーが最も挑戦したかった原作。
それを映画化するということは、この社会において、禁忌タブーとされる領域の奥深くへと大胆に踏み込むことだった・・・。
オファーを受けた石井監督は、「撮らなければならない映画だと覚悟を決めた」という。
その信念のもと、原作を独自に再構成し、渾身の力と生々しい血肉の通った破格の表現としてスクリーンに叩きつける。
★宮沢りえ、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみといった第一級の俳優陣たちが、ただならぬ覚悟で参加。
本作は日本を代表する精鋭映画人たちによる、最も尖鋭的な総力をあげた戦いだといっても過言ではない。
もはや社会派だとか、ヒューマンドラマだとか、有り体の言葉では片づけられない。
なぜならこの作品が描いている本質は、社会が、そして個人が問題に対して“見て見ぬふり”をしてきた現実をつまびらかにしているからだ。
本作が世に放たれるーそれはすなわち、「映画」という刃が自分たちに向くということだ。覚悟しなければなら
ない。
★数々の映画祭にて賞を受賞、高い評価を獲得!
第47回日本アカデミー賞での最優秀助演男優賞(磯村勇斗)受賞をはじめ、第48回報知映画賞では、作品賞邦画部門、
助演男優賞(磯村勇斗)、助演女優賞(二階堂ふみ)の3部門受賞、第36回日刊スポーツ映画大賞 作品賞、
監督賞(石井裕也)、助演男優賞(磯村勇斗)、助演女優賞(二階堂ふみ)の 4部門受賞するなど、数々の映画祭で高い作品評価を得た。
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