オダギリジョー長編初監督作品
ひとりの船頭を通して見つめる、人間の根源。
・オダギリ ジョーが満を持して長編映画の初監督に挑戦!──
俳優オダギリジョーが満を持して長編映画の初監督に挑戦したのが『ある船頭の話』だ。脚本は10年前に書き留めたオリジナルストーリー。年号が「平成」から「令和」に変わる今、文明の波や時代の移り変わりに直面した山あいの村を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う問題作が誕生した。
・豪華才能が集結!圧倒的な映像美、比類なき作家性を発揮した極上のドラマが完成!!──
時代に取り残される主人公の船頭・トイチを演じるのは新藤兼人監督作品『石内尋常高等小学校 花は散れども』以来、11年ぶりの主演となる名優、柄本明。謎めいたヒロイン役には新人の川島鈴遥を抜擢。トイチを慕い、多くの時間を共に過ごす村人・源三役には若手実力派、村上虹郎。ほかにも日本映画界を代表する多彩な顔ぶれが競演する。
元々、監督業に興味を持っていたオダギリだが、この10年間はその想いを封印してきた。その心を動かすきっかけとなったのは『恋する惑星』(94)、『ブエノスアイレス』(97)の撮影監督として知られる巨匠クリストファー・ドイルとの出会いだった。ドイルの監督作『宵闇真珠』(18)に主演した際、「ジョーが監督するなら、俺がカメラをやる」と全面バックアップを約束してくれたのだ。
さらに俳優として海外でも精力的に活動してきたオダギリのもとには国際派スタッフが集結。撮影監督のドイルのほか、衣装デザインには黒澤明監督の『乱』(85)で米アカデミー賞?を受賞したワダエミ、そしてアルメニア出身の世界的ジャズ・ピアニスト、ティグラン・ハマシアンが映画音楽に初挑戦。監督オダギリジョーが一流の才能を集め、比類なき作家性を発揮し、圧倒的な映像美と音楽で紡いだ、極上の物語がここに完成した。
★第76回ヴェネチア国際映画祭 ヴェニス・デイズ(コンペティション)正式出品
★第56回アンタルヤ国際映画祭・最優秀作品賞受賞 ★第24回ケララ国際映画祭・最優秀作品賞受賞
<収録内容>
【Disc】:DVD1枚
・画面サイズ:16:9(スコープサイズ)
・音声:ドルビーデジタル/2.0ch
▽特典映像
・ある“出演者たち”の話
・劇場予告編
※収録内容は変更となる場合がございます。