一億円横領。41歳主婦。
「誰かに愛されれば、必要とされれば、満たされる。わたしは、そう信じていたからーー」
金で“愛”を買おうとした女は、何を得て、何を失ったのか?
★特典映像★
・インタビュー「原田知世、角田光代 スタジオ取材会より/原田知世、西田尚美、篠崎絵里子 試写会&会見より」
・ミュージッククリップ「Beyond the moon」(ドラマ挿入歌)
★封入特典★
・リーフレット 8P
直木賞作家・角田光代が、心に空漠を抱えた女性たちの切実な思いを描いた、第25回柴田錬三郎賞受賞作品「紙の月」をドラマ化!
<ストーリー>
梅澤梨花(原田知世) は夫・正文(光石研) と2人暮らし。子供ができなかったこともあり、わかば銀行でパートとして働き始める。
渉外係として顧客を回り、家事をいとわず手伝ううち、梨花は名護たま江(冨士眞奈美)などの独居老人たちから絶大な信頼を得ていく。
なかでも梨花にご執心なのは地域の地主の平林孝三(ミッキー・カーチス)だ。
ある日、平林家に呼び出された梨花は、孝三に金を借りにきた孫の光太(満島真之介)と出会う。
それから2年後。
梨花は顧客から預かった1億もの金を着服し、海外に逃亡していた。いったい梨花に何が起きたのか。高校時代の友人・岡崎木綿子(水野真紀)と中条亜紀(西田尚美)は、梨花が起こした事件をたどるなか、それぞれが抱える心の闇と向き合わざるを得なくなっていく。
第1回 「名前のない金」
第2回 「満たされた渇き」
第3回 「清らかな罪」
第4回 「楽園の終わり」
最終回 「誰のための愛」
<スタッフ・キャスト>
【原 作】 角田光代
【脚 本】 篠崎絵里子
【音 楽】 住友紀人
【主題歌】 「子守唄」マイア・ヒラサワ
【出 演】 原田知世
水野真紀 西田尚美 満島真之介 ミッキー・カーチス 冨士眞奈美 光石研 ほか
【制 作】 近藤晋、海辺潔、谷口卓敬
【演 出】 黛りんたろう、一色隆司
⇒【本】『紙の月』原作本はこちら