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タイトル |
ワイルドライフ 自然写真家 野生へのまなざし BOX【Blu-ray】(ワイルドライフ シゼンシャシンカ ヤセイヘノマナザシ ボックス) |
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日本を代表する4名の写真家に密着
それぞれ独自の視点で撮った映像や言葉を記録した自然写真家シリーズ
<収録内容>
「中村征夫 東京湾と沖縄 海はいい!みんな生きている!」
50年前、誰も見向きもしなかった東京湾のヘドロの海に潜り始めた写真家・中村征夫さん。
同じ頃から日本復帰前の沖縄のサンゴの海にも通い、76歳になった今も2つの海を撮り続けている。
様相が異なる2つの海もそこで懸命に生きる命の凄さという視点で見つめると心をゆさぶる光景や新鮮な美しさ浮かび上がる。
妖艶な夜のサンゴ礁や夜の東京湾の海中映像も感動的だ。
挫折を繰り返し、写真家となった人生の回想と共に描きだす。
「今森光彦 里山 みんな命の輪に生かされている」
琵琶湖の畔で生まれ育った今森光彦さんは自然写真家として世界の生き物を撮る中で、バリ島の棚田と出会い日本の里山の価値に気づく。
以来、ふるさとの棚田や水辺、雑木林など、人と自然が共生する空間「里山」を世界に発表。
今も全国を巡り多彩な里山を200か所以上撮影している。
その中から京都の竹林、兵庫但馬の草原、長野の森、佐賀唐津の棚田などを訪ね、様々な生きものと人の暮らしの関係を美しい映像と言葉で紹介する。
「前川貴行 見つめあう 認めあう 素顔に迫る」
前川貴行さんは霊長類やクマ、ヒョウ、ハクトウワシなど様々な野生動物を、息づかいを感じるほどの間近で撮った作品で知られる。
正面から向き合う動物たちの視線から、その心のうちまで感じるような作品が特徴だ。
今回は手法は変えずに動画でツキノワグマ、ニホンカモシカ、イノシシの撮影に挑戦。
じっくり時間をかけて相手との信頼関係を作り、距離を詰めていく独自の撮影の様子と共に、生きものたちの思わぬ素顔を描き出す。
「小原玲 命を守る かわいいは最強だ」
小原さんは報道写真の世界で活躍した後、アザラシの赤ちゃんとの出会いをきっかけに動物写真家になった。
若者や女性に人気のシマエナガもブームに火をつけたのは小原さんの写真だ。
その小原さんが亡くなる直前まで撮ったのが愛くるしい表情のエゾモモンガ。
なぜ、かわいいを追い続けたのか。そのまなざしの奥には命を守りたいという思いがあった。
報道の魂を纏った動物写真家にとって「かわいい」は「守りたい」だったのだ。
<キャスト>
【語り】:山内泉、廣瀬智美、糸井羊司、保里小百合
© 2022 NHK
※収録内容は変更となる場合がございます。