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タイトル |
男はつらいよ・葛飾立志篇(オトコハツライヨ カツシカリッシヘン) |
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葛飾柴又は、書物の小脇のメガネっ子寅さんの話題で持ちきり!
ついに寅次郎学問に目覚める!?シリーズ第16作!
シリーズ第16作は、冒頭の西部劇の夢に始まり、
寅さん(渥美清)をまだ見ぬ父と勘違いして山形から上京してきた娘(桜田淳子)のエピソード。
当時人気絶頂だったアイドル桜田淳子のヒット曲『私の青い鳥』を新米巡査(米倉斉加年)が口ずさんでいるのが可笑しい。
今回は、何と寅さんが学問を志す!ついには、
“とらや"の二階を間借りする考古学助手のマドンナ礼子(樫山文枝)に「あなたは何のために勉強するのですか?」と問いかける。
かくして本邦初披露、メガネっ子寅さん!田所先生役で出演の小林桂樹は、
当時日本中で空前のブームを巻き起こした映画『日本沈没』に同じ役名で出ていたという楽屋落ちのネタもあり。
しかし寅さんは時の流行など何するものぞ、最初から最後まで同じ衣装同じスタイル同じ失恋で、わが道を貫き通すのであった!