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タイトル |
男はつらいよ・寅次郎わが道をゆく(オトコハツライヨ トラジロウワガミチヲユク) |
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SFに華麗なレビュー、人情コメディ、そしていつもながらの失恋!寅さん版ザッツ・エンタテインメント!
何と、寅さん(渥美清)は第三惑星宇宙人だった!そんな奇想天外なシチュエーションから始まる『男はつらいよ』第21作。
本作が公開された1978年は、『未知との遭遇』などSFブームが世界中に巻き起こった年でもあった。
またその前年、山田洋次監督作品『幸福の黄色いハンカチ』で映画デビューを果たした武田鉄矢が、
寅さんも呆れる失恋男としてゲスト出演。
そして肝心要の寅さんは、さくら(倍賞千恵子)の同級生でSKD(松竹歌劇団)の花形スター、
奈々子(木の実ナナ)の虜となって、浅草国際劇場に通いづめ!
今はなきSKDの華麗なレビューの数々を収めた映画としても実に貴重(なお、倍賞千恵子はSKD出身)。
SFにレビュー、人情コメディ、そしてもちろん失恋劇と、今回の寅さんはまさに“ザッツ・エンタテインメント"だ!